YOMIURI ONLINE「ホンビノス貝 漁業の救世主…船橋市漁協」

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千葉県船橋市で、ホンビノス貝の水揚げが増え、2016年1月には1000tを超えたらしいです。

ホンビノス貝は非常に生命力が強いので、アサリと比べて安定した漁獲量を確保できます。その為、アサリ漁からホンビノス漁へと変更する漁師の方が多いようです。

2007年からホンビノス貝漁が本格化して、最初は年間200t以下だった漁獲量が2015年4月~2016年1月までで1084tまで急成長しています。

価格も130円/1kgと、昨年より20円程度上がり、船橋漁港の漁獲高は1億円を超えて、水揚げ日本一のスズキに次ぐ収入となっている。

<船橋漁港 漁獲高ランキング>
1位 スズキ(3億2470万円)
2位 ホンビノス貝(約1億円)
3位 アサリ(8980万円)
4位 海苔(8850万円)

また、ホンビノス貝は泥の中に生息するため、干潟や砂地に住む在来種のアサリとは生息場所のすみわけができているという。

 

船橋市でホンビノス貝の漁獲量が増え続けている。県内の水揚げの8割を占める同市の今年度の漁獲量は、前年度(842トン)の1・5倍のペースで推移し、1月には初めて1000トンを突破。三番瀬ブランドで知られる海苔やアサリの極端な不漁が続く中、救世主的な存在となっている。(長原敏夫)

 2月8日、船橋市漁協所属の貝専門漁師の吉種信二さん(53)は、200キロのホンビノス貝を水揚げした。「アサリが取れない冬場も漁獲量が安定している」と表情を緩めた。かつてはアサリ専門だったが、今は漁獲の8割がホンビノス貝だ。

 地元では当初、正体が分からずに捨てられていたが、米国でクラムチャウダーなどに使われる食材であることが分かり、船橋市漁協は2007年から本格的に出荷を始めた。当初、年間200トン以下だった漁獲量は急速に伸び、昨年4月から今年1月末までの水揚げは1084トンに達した。

 漁獲量の増加は、知名度アップと販路拡大に負うところが大きい。同市内の貝専門浜問屋「源七」によると、ダシがよく出る濃厚な味が認知されるようになり、市場に出入りする仲卸業者や大手スーパーからの引き合いが増えているという。同社は現在、東京・築地市場の他、川崎市や宇都宮市の市場にも出荷している。

 需要の伸びとともに1キロ当たりの平均浜値も上昇し、今年度は従来より10~20円高い130円前後だ。昨年度の船橋市漁協での漁獲高は1億円を突破。海苔(8850万円)とアサリ(8980万円)を追い抜き、船橋市が水揚げ日本一を誇るスズキ(3億2470万円)に次ぐ収入源となった。

 しかし、外来種だけに在来種への影響を懸念する声もある。環境省は「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト」(429種)にホンビノス貝を登録し、分布が拡大しないよう注意喚起している。

 ただ、酸素の少ない海水を好むホンビノス貝と、干潟の砂地などを好むアサリなどの在来種とは、一定のすみ分けができているという指摘がある。元東邦大学理学部東京湾生態系研究センター長の風呂田利夫同大訪問教授は「在来の二枚貝との競合はない」と分析。さらに「(在来種の貝がすみやすくなるよう)水質浄化が大前提だが、現状では漁業資源として活用するのは適切。放置するとホンビノス貝が死んで分解され、東京湾の貧酸素化がさらに進んでしまう」と話している。

 船橋市漁協の松本好司専務理事は「少し前まで漁師は不漁になるとでアルバイトを探していた。今は海だけで生活ができる。漁師を希望する若者も増えてきた」と、ホンビノス貝効果を歓迎している。

◆ホンビノス貝

 北米原産の二枚貝で、大きいもので貝殻の長さは10センチ以上。国内では1990年代に東京湾で生息が確認された。貨物船が船体を安定させるために積む海水(バラスト水)に交じって外国から侵入したとの見方がある。他の魚介類がすめない酸素濃度が極端に低い海中に好んで生息するという特異な性質を持つ。

 

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